老人性いぼ 炭酸ガス・レーザー治療
炭酸ガス・レーザーとは水分に反応する熱を照射して組織を破壊(蒸散)する皮膚科・美容外科・歯科などで幅広く使用されているレーザーです。
主に炭酸ガス・レーザーで治療を行いますが、
老人性いぼが割と平らな場合や数が多い場合、
「QスィッチレーザーやフォトRF」と呼ばれる
機器を使い分けている所もあります。
まず、老人性いぼの周辺に「局所麻酔」をします。
クリーム状の麻酔を塗布する所が多いようですが、症状により
テープ、注射麻酔を使う場合もあります。
炭酸ガスレーザーを老人性いぼに照射して約2〜3分程度で終了します。
「ほとんど出血もぜず、痛みはありません。」
その後、レーザーを照射した患部に軟膏を塗布します。
炭酸ガス・レーザー治療 その後
炭酸ガスレーザー照射後の皮膚は、少しへこんだ浅い傷になり、
しばらくすると「かさぶた」ができます。
約1週間ほどで「かさぶた」がとれて、徐々に浅い傷も盛り上がってきます。
「お化粧は、かさぶたがとれたら可能です。」
医療機関によっては、翌日からお化粧できる特殊なファンデーションを処方していたり、
治療中、お化粧のアドバイスをしている所もあるそうです。